テニスボールが缶に入っている理由

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テニスボールが缶に入っている理由

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2019/02/18 テニスボールが缶に入っている理由

今日の雑学は何かと話題のテニスから1つ。
スポーツのボールは通常そのままの状態で販売されているものが多いが、試合球として使用される硬式テニスボールは缶に入れて販売されている。
テニスボールには空気を入れる穴が無い。

そんなテニスボールはボールが半分の状態で中に「あるもの」を入れて、空気が入った状態にしている。

そのあるものとは亜硝酸ナトリウム(NaNO2)と塩化アンモニウム(NH4Cl)である。

これらを入れたボールの中では化学反応が起き、亜硝酸アンモニウム(NH4NO2)ができる。

NaNO2 + NH4Cl → NH4NO2 + NaCl

そして亜硝酸アンモニウム(NH4NO2)は熱などが加わると窒素(N2)と水(H2O)に分解される。

その窒素がテニスボールを内側から膨らませている。

NH4NO2 → N2 + 2H2O

 

テニスボールの内側からかかる空気圧は約1.8気圧である。

そして、缶の中は約2.0気圧に加圧されている。

テニスボールをより圧力が高い缶の中に入れることでボールの中の窒素が抜けないようにしている。

 

この試合球として使用されるボールは「プレッシャーボール」と呼ばれる。

プレッシャーボールが缶に入っているのは窒素が抜けないようにするためであり、これにより高い反発力を維持できる。

そのため、プレッシャーボールは飛びも軽く、打球感も爽快なのが特徴である。

ただし、缶を開封するとボール内部の空気が徐々に抜けて、1ヵ月程度で弾みにくくなるため耐久性は低めである。

 

一方、主に練習用やレジャー用として使用されるボールは「ノンプレッシャーボール」と呼ばれる。

ボール内部の圧力は気圧と同じで、ゴムの厚さを少し厚くすることで反発力を得ている。

打球感は若干重いが、長時間放置しても反発力が変わらずに使えること、プレッシャーボールに比べて安価であることが特徴である。
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