明石焼きは捨てられる黄身から作られた

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2019/02/02 明石焼きは捨てられる黄身から作られた

兵庫県の「明石焼き」は主に卵に黄身で作り、出汁で食べられる。

「阿倍野明石焼き たこつぼ」がミシュランガイドに掲載されるなど、名店も誕生した。

そんな明石焼きは、もともと卵の白身だけが必要で、捨てられるはずの黄身から作られた。

明石焼きが生まれる前、兵庫県には別の特産品があった。

それは「明石玉」で、硝石などを固めて作る模造珊瑚で、かんざしや首飾りの装飾品として人気が高かった。

江戸時代の終わり頃から昭和の初めくらいまで作られた明石玉は、作る時に接着剤として大量の白身が必要だった。そして、卵の黄身は余り物だった。
そこで、捨てるしかない卵の黄身を使って作られたのが「明石焼き」だった。

今では、プラスチックの普及により明石玉作りは衰退してしまったが、明石焼きは全国にその名が広まり、兵庫県の特産品になった。

 

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